ファンレス化の加速

世の中、ファンレスが多い事に気が付く。その一番の理由の根元は、半導体バイスの高性能化だ。

そもそも何故ファンが必要なのかなのだが、半導体が熱を持つ為であり、

なぜ熱を持つのかと言うと、半導体のオン抵抗と言う物が大きく関係している。

半導体とは、トランジスタと言う部品をさすのですが、音声の増幅やスイッチングといった基本動作が行なえる、電子部品の基本となる部品です、

簡単に言うと、1970年頃の昔のトランジスタは動作時に抵抗分が多く電気が流れると無駄な電流が流れたくさんの発熱を伴った事による。

その後トランジスタが根本的に高性能化、ON抵抗分が近年でほぼ0ゼロになっているので、過去では絶対必要だった重くて大きくてコストアップになる放熱器が今は必要が無いまでに。

このON抵抗がゼロなら、原理上発熱は無い事になりますからね。

例えばiPhoneのACアダプタ型充電器ですがAC100V をDC5Vに降圧しています、それも、5Vで1.0Aという性能です。

最もこの正式な呼び方としては充電器では無くACアダプタ出あって、充電に必要な回路はiPhone本体にな組み込まれています。

カラッカラに電池の残量0ゼロのiPhoneの充電をしてもiPhoneのACアダプタ型は熱を持ちません、ビックリです。

ダイソーではこれが僅か200円で購入できます。純正は普通に2300円です。正直な所どんな回路工夫でこれが出来ているのか想像出来ません。

自分が今から30年前に設計した3端子レギュレータと言うデバイスを使った電源回路では0.2Aの電流を流しただけで、組み込んだ樹脂性のケースが溶けて驚いた経験があります。

最も、そこまで熱をもつと思わなかったのですが、さわると、火傷しましたよ。